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日野自動車安全運転研修に参加
日時:令和5年7月18日(火)
場所:日野自動車株式会社 お客様テクニカルセンター
プロのドライバーとしての技術向上に向けて安全システムを体感
例年春から夏の時期に開催される【日野自動車安全運転研修】、今年は乗務員(運転士)に加えて運行管理者と営業パーソンも参加しました。
《座学》人間の特性から安全運転を学ぶ
(内容)
- 車の運転と日常行動の違い
- 運転のメカニズム
- 人間の特性
- 子供の特性
- プロドライバーの条件
バスの死角やオーバーハングなどを図面にて確認・実際のヒヤリハット映像も視聴。
基本となる正しい運転姿勢から大型バスの特性に応じた運転方法を学びました。
《実際の車両を用いた研修》バスの軌道・死角を確認
バックカメラを過信することのないように、カメラの見え方と死角を確認。
サイド・アンダー、各ミラーの死角位置を確かめ、大型バスには多くの死角があるということを再認識。
あわせて、バスのオーバーハングはどのような軌道を描くのかを学びました。
バックカメラの恩恵と盲点 バックカメラの見え方について ミラーの死角を確認 サイドミラーの死角位置とは オーバーハングの軌道とは
《実技》学んだことを特設コースで実践
これまでの学習成果を特設コースで確認。コース内は様々な障害物があり、座学・実技で学んだことを実践走行しました。また、乗務員が日頃行っている日常点検の知識をさらに深める講義を受講しました。
運転席の真下は死角が多い 全高を再確認 後方バックカメラの死角
点検ハンマーでの打音をチェック 日常点検の重要性 タイヤの状態を確認
安全装備を体感【EDSS&PCS】
以下の安全装備を実際に体験いたしました。
PCSの体験 ミリ波レーダーにより前方の車両を検知 バスの衝突・追突事故の抑制に貢献
- EDSS(ドライバー異常時対応システム)(EDSS:Emergency Driving Stop System)
運転士に急病などの異常が発生した場合、運転士自身が運転席にある非常ブレーキスイッチを押す、もしくはお客様が客席最前列に設置の非常ブレーキスイッチを押すことにより非常ブレーキを作動させることが出来るシステムです。非常ブレーキを作動させると車内に赤色のランプ&ブザーで異常を知らせます。さらにホーンを鳴らしながらハザードとブレーキランプが点滅し周囲にも異常を知らせながら速度を低下させ車両を停止させます。 - PCS(プリクラッシュセーフティシステム )
ミリ波レーダーにより先行車及び歩行者を検知し衝突時の速度を抑え、衝突被害を軽減させるシステムです。
安全なバスをお客様にご利用頂くために
技能研修で学んだことは全社員で共有し、運転技術・安全意識の向上に努めて参ります。
今後も研修内容や安全への取組みについて随時掲載させて頂きます。